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紙おむつの現状について |
Q. |
現在、紙おむつはどのくらい生産されていますか?また、使用した後はどのように処理をされていますか? |
A. |
平成21年度実績で、大人用、子供用の紙おむつ合計で約128億枚生産されています。
使用後の紙おむつのほとんどが、焼却処理されています。
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リサイクル処理後の製品について |
Q. |
リサイクル処理後に回収されるパルプは、どのような製品に再生されますか? |
A. |
現在は、建築資材(防火板等)の原材料として再利用しています。将来的には、再生紙おむつの原材料として使用することを目標としています。
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環境への貢献について |
Q. |
リサイクル処理は、焼却処理と比較してCO2排出量を削減できますか? |
A. |
はい、できます。CO2排出量は処理焼却と比較して約40%削減することができます。
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メーカーの取組について |
Q. | 紙おむつメーカーはこのリサイクルに参加していますか? |
A. | はい、しています。現在、2社の紙おむつメーカーが参加しています。
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回収・処理について |
Q. |
どのメーカーの紙おむつでもリサイクル処理できますか? |
A. |
はい、できます。
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Q. |
使用済み紙おむつは、便がついた状態でもリサイクルできますか? |
A. |
はい、できます。
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Q. |
必ず専用の回収袋を使用しなくてはいけませんか? |
A. |
分別を徹底していただくため、専用の回収袋の使用をお願いしています。
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Q. |
新聞紙・ティッシュペーパーが混ざっていても大丈夫ですか? |
A. |
良質のパルプを取り出すために、紙おむつ以外のものが混ざらないように、お願いしています。
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Q. |
感染症の紙おむつはリサイクル処理できますか? |
A. |
いいえ、できません。現在のところ、リサイクル処理できるのは非感染性のものだけです。
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安全性について |
Q. |
万一、感染性の使用済み紙おむつが混入したままリサイクル処理された場合、パルプの安全性は確保されていますか? |
A. |
はい。処理の過程でパルプを殺菌しておりますので安全です。
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Q. |
汚水はどのように処理されるのですか? |
A. |
汚水は、排水処理設備で微生物処理し、循環水として再利用しています。なお、一部は放流基準を満たした状態で下水道に放流しています。
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今後の展開について |
Q. |
今後、リサイクル工場を各地につくる予定はありますか? |
A. |
はい、あります。そのようなご希望がある方は、お問い合わせ下さい。
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